長谷寺

Category: 奈良   Tags: 長谷寺  

「花の御寺」と呼ばれる長谷寺は、名前にふさわしく常に境内には多くの花が咲き誇っている。

特に有名なのは牡丹で、本堂まで続いた長い廻廊と、色とりどりの牡丹(6~7千株といわれる)に埋め尽くされた境内というのは、長谷寺を象徴する光景だ。

パンフレットなどによると唐の馬頭夫人から贈られたものとされている「長谷寺霊験記」

馬頭夫人はというと、唐の僖宗(第21代)皇帝のお妃さま。

夫人というのは後宮ではかなりエライ方の位で、四夫人(貴妃、淑妃、徳妃、賢妃)正一品にあたる。

馬頭夫人は、名前の通り馬のような顔をしていたとされる。

海を越えた異国にある長谷寺の観音の霊験あらたかなのを聞き、「綺麗になりたい」と願掛けをして、見事美しく変わった。

祈願成就のお礼に数々の珍宝を献上し、その中に牡丹もあった。

僖宗自身は、王仙芝や高巣の乱により首都長安を追われてしまい、女官から非難されたというパッとしない皇帝である。

とはいえ、亡国寸前とはいえ皇帝の妃である。後宮三千人とも形容されるぐらい大勢の中から、選出されたのだ。

そのお妃さまが異国の御寺に願掛けなんかするのだろうか?

という疑問は大いにあるが、今も昔も初瀬の観音様(十一面観音)は人気がある。

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西国三十三箇所観音霊場の第八番札所であり、沢山の僧(真言宗豊山派)が修行する日本でも有数の観音霊場だ。


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伽藍の多くは焼失したとはいえ、まだ多くのお堂が境内に残る。

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現在は牡丹ではなく、桜が敷地を覆っているが、四季を通じて観光客の多い御寺で、何時行っても人でいっぱいだ。

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寺の駐車場は50台ほどしか入らない(この時期は拝観開始と共に埋まってしまう)

出店が多く軒を連ねる参道は、車が交差するのもやっとというほど狭い。

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だから付近は常に渋滞している。

ここのお参りは電車を利用するのが便利だ。

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初瀬参りに思いを馳せた、多くの古の人のように、ぶらぶら参道を歩くのが正しい。

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今まではどこもかしこも混雑しているのが苦手で足を運ばなかった御寺だが、本当かどうかわからないけど牡丹のエピソードはとても面白い。

今度は一面に牡丹が咲き誇る時期に来て、天に居るぼたんに見せてあげたいなぁと思います。
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テーマ : 奈良    ジャンル : 地域情報
 2011_04_10


Comments

 

桜はこういうところで見ると一段と美しいですねえ。一度行ってみたい。
長谷寺ってあちこちにありますが同じ宗派なのかな?
我が家は実は真言宗豊山派です。
スズまま  URL   2011-04-12 16:38  

 

スズまま>

長谷寺は奈良でも中心部から外れるので少しアクセスが悪いのが難点ですが、足を延ばす価値は十分あります。
そうそう全国にある長谷寺の総本山はここになります。
寺号は普通「長谷寺」と呼びますが、初瀬寺、泊瀬寺とも、豊山寺とも言います。
せれまま  URL   2011-04-12 22:53  

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