犬と化学療法

Category: シニアライフ  

シニア世代の犬と暮らせば、人と同じように身体の不具合がつきものです。

お年寄り犬はどこかしら不調がある、というぐらいが周囲を見渡しても自然なようです。

不調のとき、どこまで人が介入するかという線引きはとても難しく思います。

自然に任せると言う人もいるでしょうし、人事を尽くしたいと言う人もいるでしょう。

千夏もセレナも我が家の一員ですから、出来る限りのことはしたいと考えています。

でもただ長らえれば良い、というわけではありません。

やはり出来る限りQOL、ADLは保ちたいと思います。

ただ生きていてくれるだけではなく、楽しみながら生活を送ってほしいからです。

そのために出来ることって何だろう?と自問自答します。

セレナの化学療法を選択したとき、とても悩みました。

血液疾患の場合、化学療法は固型の癌より効果が期待できます。

セレナの場合未治療なら数か月程度ですが、治療に反応すれば年単位

で延命が可能で症状も納まり、ほぼ天寿を全うする可能性があります。

ただ化学療法にはリスクがつきものです。

この抗がん剤の排出は100%腎臓からになるため、腎機能があまりよくないセレナには

負担がかかります。また血中濃度も高くなりやすいでしょう。

副作用としてポピュラーなものに骨髄抑制、肝機能、循環機能低下があります。

化学療法は常にメリットとデメリットを比較しなくてはなりません。

使いだして1週間目、

セレナは身動きがかなりもたもたして、以前より疲れ気味のようです。

足取りもおぼつか無げで、一緒に歩いていても不安です。

本当にこれで良いのでしょうか?

抗がん剤は特別に犬固有のものというわけではなく、人と同じものが使われています。

セレナが使っている薬剤は人での実施結果はかなり良好です。

自分の場合ならば、すすめられればほぼ100%迷いなく使うでしょう。

それはある程度根拠とメリットが説明されるので、目の前の症状が多少苦しくても

頑張ってやり遂げようと思うからです。

でも犬はどうなのでしょう?

人が化学療法をしたときよく感じるような痺れとか、疲労とか、だるさ、眩暈、吐き気

など曖昧なものは訴えることができません。

血液検査で状態を推し量るのみです。

セレナが辛そうなのはBUNやクレアチニンの上昇から鑑みると、腎機能に負担がかかり

排出に時間がかかるからだろうと推測します。

もう少しペースを落とし気味でも良いかもしれません。

でも

様々は面で辛い思いをさせてまで長らえさせるのは人のエゴではないのだろうか?

近頃めっきり大人しく、弱弱しくなったセレナを見るにつけ考え込んでしまうのです。

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テーマ : わんことの生活    ジャンル : ペット
 2016_04_18


Comments

 

見ているのは本当につらいでしょうね。
スズの前に飼っていたゴールデン鼻腺癌でした。
鼻血がひどく痛み止めとお灸が唯一の治療でした。
早く効果が出て楽になれるとよいですね。
スズまま  URL   2016-04-20 19:17  

 

スズまま>

こんばんは。
効果は早くも出てきて血液検査は改善方向です。
お薬が効くと血栓ができにくくなるので、循環器系の
負担が減るんですが、反面副作用も出てしまいます。
化学療法はさじ加減が難しいみたいですね。。。
ゴールデンちゃんのように痛いということは少なそうですが
四六時中ぼ~っとしていて、歩行も酔っ払いみたいです。
ケモテラビーのせいなのか、加齢によるものか不明です。
せれまま  URL   2016-04-21 22:27  

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