スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


入院してみたい時

Category: 日記   Tags: 入院  

働いている人、いや学生、子供でも「あ~今日はだるいなあ、仕事(勉強)休みたい」と思うことがあると思います。

「入院すると好きなだけ寝れるのだろうな~」なんて夢見たことはありませんか?

yukinohi20130207
<こんな寒そうな日なら特に会社に行きたくない病が・・・>

正直私はありました。

が実際「入院生活」は思ったよりも眠れる環境ではありませんでした。

(知人は婦人科の入院で「毎日爆睡した」と言ってたので、人や環境によるかもしれません)

何故なら、病院というのは自宅療養と違って常に人が周囲にいて、どこかしらで物音がするからです。

yuki201402071


最初検査入院していた病院は、部屋に4つのベッドで、比較的症状が軽い人が多く、お隣との間隔が開いていたため、隣人のたてる物音は然程気になりませんでした。

が、6階だったにもかかわらず「ピーポーピーポー」という救急車のサイレンの音や赤いパトランプの明滅する光が窓ガラスを照らすことが夜間に何度も繰り返されます。

また夜中の急変などで「ガラガラ~」とカートを押してバタバタ走る医師や看護師たちの足音というのもすごくよく響きます。

夜2回の巡視があるのですが、いきなり懐中電灯で辺りを照らされるので、いつも眩しくて起きてしまいます(寝たふりするのが大人なんでしょうが)

そういえば、その病院の病室は入口のドアがありませんでした。

ドアを開く必要がないので特に車いすや歩行器、点滴など持っての移動はスムーズだし、患者の状態が見えるように工夫されているのでしょう。

その代わり、自分の病室以外の物音などもシンとした夜間は特によく聞こえたりします。

夜中に急変した患者さん(移す時間が無かったのでしょう)慌ただしく心肺蘇生処置などが行われている様子、甲斐なく運び出されるカートの音、足音を潜めて立ち去る気配、などが聞こえるのは辛かったです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

良ければ押してってね

 
緊急で入院した大学病院の環境はもっと哀しい環境でした。

最初は治療の必要上、個室が用意されていました。

個室と言っても、贅沢な造りでも何でもなく、薄暗い中庭に面した日の当たらない場所で、ぽつんと部屋の中央にパイプベッドが置かれただけのもの。

灰白色のモルタルの壁と凹凸のある年代物のリノリウム貼りの床。アルバイト先などで見かけるような建付けの悪い灰色のロッカーと、パイプ椅子だけが唯一の家具です。

ただこの部屋は扉があり、自分の好きな時閉められるから、騒音は然程気にならないのがメリットでした。

問題はその後、大部屋(6人)に移されたとき。

ドラマの救急病棟などではICUで患者と看護師などが会話してたりしますが、

病院でICUにいるのはほとんど救急で運び込まれて間のないCPRなどが必要な患者だけで、状態が安定すれば順送りで意識のないまま下の階の重症部屋へ移されてしまいます。

重症部屋は男女別なく入れられてますが、そこも定員があり、ナースステーションの傍ら2室だけ。

順送りされ、かなりの重症患者でも数日内に普通の病室へ移動です。

よって病室には常に様々な程度の患者がいます

大学病院の病棟には重症、重篤な患者ばかりがいる、と昔思っていましたが

原則として大学病院は研究、教育機関という性格上、末期患者はいません。

大体6つベッドがあれば、2つか3つは、検査入院の患者さんです。

3日から1週間ぐらいの滞在が多いですが、早い人なら一泊二日で出てゆきます。

だから大部屋には重症室から移動してきてどっさり機器をつけた大変な人と、本格的に治療に入る前の人、日常生活に帰りたいけど、使っている薬やら病態の都合で、なかなか出れない人(自分)が混ざっています。

重症の人はやはりいろいろ物音が賑やかです。

酸素吸入や、痰の吸引、様々なアラームのついたモニター、電子機器、体位交換や排泄の介助の物音、うめき声などお隣など重なると、やはり寝れません。

ショックや薬剤などから心の病などになる人も珍しくなく、早朝からさめざめというか、むせび泣く人なども結構います。

心臓が悪い人などは呼吸が苦しいためか、咳が続いたり、病室を揺るがすほどのいびきの人もいます。

あるとき、あんまり病室がうるさいので、夜中に外来の長椅子に上掛けを抱えて寝に行ったことがあります。

病棟は大騒ぎで、夜三時ぐらいに警備員さんに見つかり、二度としないよう厳重に注意されました。

(12時の巡視の後、出かけたのに何故わかったんだろう?やはり同じく眠りの浅い人がいたんでしょうね)

病人なんだからお互い様だと思わなければ、と思うのですが、入院して三か月は、夜間ほとんど寝れませんでした。

(途切れ途切れでも寝てたので、担当医に言わせるとそれで十分疲れはとれるらしいです)

朝は朝で、6時には「おはようございます」と病棟放送で起こされ、採血、血圧測定などがあります。

(でも放送が入る1、2時間前に、ほとんどの人は起きているので、着替えたり手洗いにゆく音でうるさい)

午前中は点滴したり、外来へ他科受診に行ったり、レントゲンをとったり、回診があったりと結構忙しい。

午後は、自由時間ですが、週に3度お風呂の時間と、面会の人が脈絡なく訪れます。

見舞いにアポイントなどはありません。

それでも面会、まして長期入院ともなれば、来る人は誰でも天使みたいに見えるものです。

誰もお見舞いに訪れない患者さんの寂しさ、詫びしさ、と言ったら…なんとも寂寥感が漂います。

だから来てくれれば誰でも、外では好きでない人でも皆ウェルカムです。

精一杯「おもてなし」、いや少しでも引き留めようと頑張ります。

かくしてお昼も寝ることはあまりなく、5時前(早い)になると夕食が運ばれてきて、面会は終わります。

見舞いを心待ちするぐらい入院しているようになると、好きなだけ寝れる生活を夢見ていたはずが、あまりそのことに価値を感じなくなります。

ひとたび外界へ復帰すると、あのまったりした緩やかな時間がすごく羨ましくなるのですけどね。
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : 日記というか、雑記というか…    ジャンル : 日記
 2014_02_07


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


05  « 2017_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

カウンタ

今、何時?

参加してます

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ

御取り寄せ

検索フォーム

QRコード

QR




.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。