スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


平安の香り体験 ~お香(薫物)に親しむ~2

Category: 日記   Tags: 空薫  

お香の楽しみ方は、部屋に薫りを漂わせる「空薫」と、手の中の香を静かに鑑賞する「聞香」があります。

平安時代は、香料を複雑に練り合わせ、香気を楽しむ「薫物」、今でいう空薫が主流。

貴族たちは自ら調合した薫物をくゆらせ、部屋や衣服へそれらを移し「移香」を楽しみました。

daikaku09241.jpg
<塔頭から見た庭>

源氏物語などではそれぞれの個性を現すものとしてキャラクターが登場するシーンでは香の描写がよく添えられています。

由緒正しいお姫さまだけど、不美人の代表とされる末摘花は「衣被香」を焚き染めています。

自分の前から去る「侍従」という女房(経済的に困窮して養えないので、受領の叔母に引き抜かれた)に自慢の髪で作った「カモジ」(鬘と描かれることも多いですが、エクステンションですね)と、お香を一壺与えています。

この描写から、華やいだ存在じゃないけど、物を大事にして(衣被香は防虫効果もあるそう)、光源氏のような男ですら信じぬく純真で古風な人柄を表現しているのです。

daikaku09243.jpg

「空薫」はまず炭を炙って、それを灰に移して灰を温めることからスタートします。

小さい消しゴム程の炭はライターで着火、灰の上にソッと置くのですが、すぐずぶずぶと中に沈んでしまいます。

そうなると上手く炭がおこらず暖まらないため、灰に沈んだ炭を火箸で一旦引き上げて再挑戦となります。

灰よりは炭の荷重が重いため、うまく均等に荷重がかかるよう、そろそろと置かなければなりません。

隣を見ると綺麗に横たわらせています。

私はというと何度か香炉をかき回して、炭を置きなおしたため、早くも机の上には灰が散らかっています。

幸い、机の上には私のようなふつつかもののために、万が一を考え不燃シートが敷かれてるので安心。

手をかざして灰が温もっていることを確認し、練香の1つを炭から遠からず近からずの場所にセット。

daikaku09247.jpg

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑良ければ押してね
 

上手い位置にセットできれば、しばらくするとふわ~っと甘い繊細な薫りがゆっくり漂います。

と言っても薫りは上へ立ち上るため、座っていると最初はよくわからず、初心者の受講者は部屋中を歩き回って、部屋の対流で、薫が溜まるところがあるので、その辺りを求めて歩き回ります。

机の前にはほとんど誰もいないので、スタッフの方々がそれぞれの香炉の番をしてくれるのですね。

香炉ですが、あまりガンガン火をおこしたり、お香を炭に近づけすぎると、炉から白い煙が立ち上ります。

線香なら当たり前の光景なのですが、空薫の場合は、焼けてしまうほど煙を出すと失敗とされます。

daikaku09248.jpg

<梅花の配合も、家によって異なります>

程よく最初の薫りが、座っていても感じられるぐらいまで深まってくると、最初の香は終わり。

まだまだ薫りが残っているのに、さっさと引き上げます。

次の香(引香)をセットして香を聞き比べます。
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : 日々のつれづれ    ジャンル : 日記
 2012_09_26


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


09  « 2017_10 »  11

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

カウンタ

今、何時?

参加してます

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ

御取り寄せ

検索フォーム

QRコード

QR




.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。