修学院離宮 秋 3

Category: 京都   Tags: 修学院離宮    

修学院離宮の魅力の1つはおおおらかさです。

syugakuin09230.jpg


syugakuin09210.jpg


田んぼで人が働いている、畑で様々なものが栽培されている、山荘周辺で働いている民の姿や里山の風景。刻々と変化する様を景観に取り入れてしまう。

これは木石で見立てをい、思索的な傾向が強い庭園が主だった時代には、非常に大胆なもの。

八条宮が造った桂離宮や、曼殊院門跡が造ったお庭(両方とも兄弟)とは、まったく違う発想です。

現在耕作されてる田園は約八万㎡。宮内庁が買い上げて地元農家と契約を結び、耕作を依頼しています。

syuugakuin09212.jpg

刈り取った稲を天日に干しする昔ながらの稲作が見れるのも、なつかしい光景。

それらを横目で見ながら中御茶屋を抜け、上御茶屋まで高低差40mほどを上ってゆきます。

syuugakuin09221.jpg
<隣雲亭>

syugakuin09234.jpg


<隣雲亭からの眺め>

syuugakuin09233.jpg

隣雲亭には三方吹き通しの洗詩台があります。ここで音羽川から池にそそぐ水音を聞き、浴龍池を眼下に眺めながら詩歌の構想を練るのを好まれたらしい。

「色みえば これや初しほ紅葉する 秋のけしきの 森の涼しさ」

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
にほんブログ村
↑良ければポンと押してね
 
隣雲亭から後は、のんびり幾つかの橋を渡りながら下ってゆき、浴龍池にそってぐるっと回ってもと来た道を帰ります。

syugakuin09220.jpg

木製の「楓橋」。橋げたの下の水面に楓の景色が映り込むのですが、夏の暑さからか藻が大量発生してので今と一つ残念な景色。

syugakuin0923.jpg

石橋の千歳橋。中国風の宝形造。

桂離宮を絶賛したブルーノ・タウトからは「環境に似つかわしくない」と酷評。

土橋

こちらも藻が大量発生。湖が鏡面のようにならない。

syugakuin0922.jpg

苑路を進むにつれ、ゆるやかに変わる穏やかな池や山の表情を眺めるのは、楽しい。

また来てみたいな、といつも思わせられるのです。

syuugakuin09149.jpg
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_09_23


Comments

No title 

秋の空気と夏の名残が感じられる良い写真ばかりですね。私も中国風の千歳橋はいまいち。
スズまま  URL   2012-09-24 09:25  

No title 

スズまま>

修学院の辺りは少しだけ京中より涼しいためと、楓などが老木のため他より紅葉が早いのでそうです。
千歳橋は当初からあったものでなく、文政年間の改修で加わったものだそう。
少々違和感があるのはそのせいかもしれないですね。
せれまま  URL   2012-09-25 22:27  

 管理者にだけ表示を許可する


07  « 2017_08 »  09

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

カウンタ

今、何時?

参加してます

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ

御取り寄せ

検索フォーム

QRコード

QR




.