修学院離宮 秋 2

Category: 京都   Tags: 修学院離宮    

曇り時々雨が混じるお天気でしたが、苑内は早、薄っすら紅葉しており初秋の雰囲気。

最早真夏の強烈な日差しはなく、曇天の空模様とはいえ、まずまずの見学日和でした。

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桂離宮は御幸門を開くまえに10分近く屋外で諸注意がありましたが、修学院に関しては常識的な範囲内で迷惑をかけないようにすれば制限はありません。

尚、3時で売店が閉まるため、夕方参観で修学院オリジナルのお土産が欲しい人は、あらかじめ購入を。

携帯ストラップとか貴石で対に出来ていてなかなか可愛く、若い人には結構人気でした。

好きな人同士で持つもよし、家族のお土産にもよし。さりげなく皇室縁の模様が入ってるのも上品。

ではお土産品を購入して、苑内見学は「下御茶屋」からスタートです。

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<御興寄>

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見学者は近づけないため遠くから眺めるのみ。

もう少し季節が過ぎると秋草が周囲を彩りそうです。

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小さい池の周囲を周回して建物前方に回ります。

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軒に後水尾上皇の御宸筆になる扁額がかかっていますが、建物は非常に簡素で民家と間違えそうな造り。

奥には周囲より高くなった御座所が三畳ほどあり、景色を楽しむため2方向が全面開口状態となってます。

戸袋はなく雨戸は各角でくるりと回転させられ、客人の目に触れぬ建物北側の裏にまとめて収納する工夫がされてます。

日本庭園の多くは木石などで見立てを行うものが多いですが、ここは堂々たる比叡の山並みが正面にあり、雄大な景色を心行くまで楽しめます。

(建物内部は見学不可で、見えるところについては説明してもらえますが、「虎渓三笑」の図までしか目が届きません)

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==ここで横道==

「虎渓三笑」の図について

舞台となった「虎渓」は廬山にあります。

廬山は「蒼潤高逸、秀出東南」と謳われる中国東南部随一の名山であり、古来より多くの文人・墨客・画家を集めました。また仏教の聖地、としても知られています。

晋の時代、東林寺に住む「慧遠」は高僧として知られていました。

この図は「一生修行のため東林寺境内から出ない!」と固く誓いを建てた「慧遠」に、友人の「陶淵明」と道士の「陸修静」が訪ねてくる話です(陶淵明の隠居先も廬山ふもとにあり「帰去来の辞」など多くの詩を詠みました)

普段は寺院で修行三昧の日々を送る慧遠ですが、遥々山中を訪ねてくれた友人の心遣いはありがたく、久々の対面に会話は弾み、アッという間に時間が過ぎてしまいました。

友人たちは「たまのことだから、ゆったり語りつくそうじゃないか」と慧遠に呼びかけます。

慧遠は嬉しく思うものの「残念だが誓いを破ることは出来ない、せめて虎渓の橋(寺域の端)まで送らせてもらうよ」と言いました。

名残を惜しみ三人は並んで歩きながら、口ぐちに語りあい、なおも尽きぬ話題に夢中になっていたのでしょう。

ふと気が付くと虎の吠え声が遠くから聞こえてくるではありませんか。

「あれっ?」とばかりに三人は話をやめ我に返ると「虎渓の橋」をなんと超えてしまっていたのです。

「これはこれは、まあ。なんとうっかりしたものか!」と慧遠をはじめ三人はその場で大笑いしたのでした。

よってこの言葉の意味は「話に夢中になって他のことをいっさい忘れてしまうこと」を指します。

===

閑話休題

この絵は後日くわえられたもので、後水尾天皇の時代はなかったとされます。

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テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_09_22


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犬たちと暮らす会社員。
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