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白毫寺 萩

Category: 奈良   Tags: 白毫寺    

新薬師寺から住宅街を抜け、15分ほど歩くと、白毫寺の案内標識がポツンと立っています。

小さい階段の入り口で料金を払い、階段をトントンと上がり踊り場を折れると、「萩の寺」の名にふさわしく、古い土塀に沿って、階段を覆うばかりに萩の花が咲きこぼれています。

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まだ満開でなく、五分咲きぐらいでしたが、初秋らしい風情は漂っていました。

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「白毫寺」は志貴皇子、聖武天皇の別荘(離宮)があったとされる場所にたち、風雅を好む人が沢山訪れました。

志貴皇子は天智天皇の血をひく直系の皇子で、天武天皇に敗れた大友皇子と兄弟にあたります。

ただ母の身分が采女だったため、常に一歩身を引いており政治の表舞台に立つことはなかったようです。

自然に対する感覚が鋭敏で歌人として高く評価されていました。

境内には萩を愛した皇子に寄せた笠金村の反歌が石碑に残されています。

「高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲きか散るらむ 見る人なしに」

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たかまどの野辺の咲く秋萩。今も咲いたり散ったりしているんだろうなあ。その姿を見て愛でる人は居ないのに

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今も多くの萩が境内を彩ります。

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ただこの寺の出自については僧坊千を超すと言われた高円山に営まれた岩淵寺(奈良時代、遊行聖を多く集めた)の一部という伝承もあり、離宮跡だったのかどうかは少々不明瞭なところがあります。

鎌倉期ごろには、「地蔵堂」や「閻魔堂」が作られ、運慶の孫・康円が制作した「閻魔王坐像」「司命半跏像・司録半跏像」が安置されました。

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<造像を納める宝蔵>

これらの冥府、地獄の像は、死者葬送に結びついていると考えられ、高円山一帯が京都の鳥辺山(野)に近い性格を帯びていたのではないかといわれます。

鳥辺野の入口にも「六道珍皇寺」が建っており、「閻魔堂」があります。

また葬送地の1つ京都の蓮台野にも「千本えんま堂」が「千本釈迦堂」のほど近くに作られています。

条件的によく似てますよね

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実際皇子の葬儀も、笠村の歌から高円山付近で行われたことを示しています。

<1月、7月には「えんま詣で」があります>

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<境内からの眺めは抜群。眼下には奈良盆地が一望に>

とは言っても古代のことゆえ、何等かの確証があるわけではないのですが。

その思いで、本堂に置かれている阿弥陀如来と観音菩薩、勢至菩薩を見ると確かに、お迎えにふさわしい像だなぁと思うのです。

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テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_09_16


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せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

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