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とはずがたり 大報恩寺(千本釈迦堂)

Category: 京都   Tags: とはずがたり  千本釈迦堂  

「とはずがたり」をご存知ですか?

「二条」という「後深草院」に仕えた女房の日記(物語)なのですが、昭和に入ってから宮内庁の図書陵より見つけ世の中に紹介されました。

「二条」さんは男性にモテモテで、お相手も仕えている「後深草院」、同母兄弟の「亀山院」、異母兄弟の「性助法親王」、太政大臣「西園寺実兼」と超一流のセレブばかりというすごさ。

子供の父もそれぞれバラバラ。そして妊娠している間も、どんどん他の男が口説きにくるのです。

男を次々手玉にとる見事な悪女っぷりか、というとそういうわけでなくただ流されく、立場の定まらないお人なのですね。

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久我家の姫君なのに父親の大納言が亡くなったため、しっかりとした後見が居ないからです。

だから源氏物語の「浮舟」のように微妙な立場で、男ときたらすぐ口説きにくるけど、全くあてにならない。

仕えている「後深草院」は、相当ひねくれもので、意地悪したり、妬いたり、そのくせ他の男に譲ったり、他の女の手引きを手伝させたり、結構むちゃくちゃなお人です。

現代の昼ドラマや韓流ドラマも目じゃない、「どろどろの愛憎物語」(でも後半は旅行記)。

時代は鎌倉から室町時代に変わるぐらいです(南北朝に分かれる前ですね)

この華やかな宮廷愛憎絵巻を昔の姫君たちはこっそり、ドキドキしながら読んだのでしょうか。

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さて、千本釈迦堂は主人公「二条」の父の家司の出家先で、ちょこちょこ物語に登場します。

この建物は鎌倉時代に作られて以来、一度も焼失していないという京都市内では稀有な存在で、今も当時の雰囲気を伝える貴重な建物として、国宝に指定されています。

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国宝の建物は非常に大きいのですが至って簡素な造りです。

中は障壁画が描かれていたそうですが、それらも剥離してしまい今はほとんど残っていません。

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この大きな建物を建てる際、棟梁の奥さんであったお亀さんの内助の功を伝える逸話が有名で、寺内の一角にはお亀人形のコレクションでうずめつくされています。

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本堂には秘仏「釈迦如来」があるはずですが、逗子に入っており普段は見ることができません。

が、霊宝館には「あっ」と驚くほど沢山の仏像が置かれています。

有名なのは「定慶」の六観音と、「快慶」の釈迦十大弟子像。

定慶のは華やかで幽玄、快慶のはリアリズム感満載。霊宝館は誰一人として拝観者はいなかったけど、仏像マニアには必見じゃないでしょうか。

同じ「慶派」なのに全然違う出来栄え。

これらの像は「とはずがたり」の作者も訪ねたのでしょうか?

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 2012_09_15


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Author:せれまま
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