言わずと知れた弘法大師が開創した真言密教の聖地、根本道場です。
大昔、観光で行った思い出はあるものの、広くて沢山寺院があったなぁ、という漠然とした記憶しかありません。
今訪ねてみたらどう思うのだろう?
自分の反応が楽しみで出かけてみました。
<檀上>
奥ノ院のともに高野山の聖地。根本大塔、金堂、西塔、東塔、地主明神社、山王院、御影堂、孔雀堂、三昧堂、不動堂・・・などもろもろがあります。
あまりにも広いスペースに大きな建物が乱立しているようにも見えますが、これも密教思想に基づききちんと設計されているらしい(やはり凡人には理解しがたいものがあります)
立体曼荼羅で有名な根本大塔。密教の根本道場。胎蔵界の大日如来を中心に金剛界の四如来、十六の柱にはそれぞれ菩薩が描かれています。1996年大修理をしており、菩薩は堂本印象画伯の筆によるもの。この中に参ると仏と結縁できるそう。圧倒されるようなスケールだけど、お堂は明るく煌びやかで見ていて楽しい。
<山王社>
<御社>
地主神であり、空海に場所を提供したとされる「丹生都比売神」と、これを祀っていた猟師を神格化した「狩場明神→高野明神」を祀っています。
丹生都比売神社の「三つ巴」は現在も高野山のシンボルマークです。
蓮池の朱塗りの橋。中島にある祠は水神の善女龍王。
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大昔、観光で行った思い出はあるものの、広くて沢山寺院があったなぁ、という漠然とした記憶しかありません。
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<檀上>
奥ノ院のともに高野山の聖地。根本大塔、金堂、西塔、東塔、地主明神社、山王院、御影堂、孔雀堂、三昧堂、不動堂・・・などもろもろがあります。
あまりにも広いスペースに大きな建物が乱立しているようにも見えますが、これも密教思想に基づききちんと設計されているらしい(やはり凡人には理解しがたいものがあります)
立体曼荼羅で有名な根本大塔。密教の根本道場。胎蔵界の大日如来を中心に金剛界の四如来、十六の柱にはそれぞれ菩薩が描かれています。1996年大修理をしており、菩薩は堂本印象画伯の筆によるもの。この中に参ると仏と結縁できるそう。圧倒されるようなスケールだけど、お堂は明るく煌びやかで見ていて楽しい。
<山王社>
<御社>
地主神であり、空海に場所を提供したとされる「丹生都比売神」と、これを祀っていた猟師を神格化した「狩場明神→高野明神」を祀っています。
丹生都比売神社の「三つ巴」は現在も高野山のシンボルマークです。
蓮池の朱塗りの橋。中島にある祠は水神の善女龍王。
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とにかくどっさり建物があるため、全部見て回るわけにはいきません
<国宝、不動堂>本尊は霊宝館。脇士の八大童子(運慶作)も同様。脇侍の制多伽童子、コンガラ童子は凛々しくてカッコいい。
本来は阿弥陀堂だったそう。阿弥陀三尊は大会堂へ移動。住宅風の仏堂として有名。後はこれが主流スタイルに。
皆お気に入りのお堂を探して広い境内をせっせと歩きます。
<孔雀堂>
孔雀明王が安置されています(現在本尊は霊宝館)快慶作で後鳥羽法皇の依頼によるものだそう。
とても精緻で、彩色保存のよいお像。像は端然としながらも緊迫感が漂っていて惹きつけられます。孔雀は悪いものを祓う、食べてくれるという説がありますが、悪食という説もあり、宗派により評価がわかれます。
<六角経堂>
鳥羽上皇妃、美福門院が菩提を弔うため写経した一切経を納める堂。
くるくると外側は回るようになっている(何の意味があるのかよくわからない)
回ると願いがかなうと、回していた人が言っていたが、特にそのようなことは看板にも、ガイドにも案内がない。
皆で同じ方向に力を合わせることができることが素晴らしいということなのでしょうか。
ちなみに3人ぐらいでもがんばれば回るそうですが、見ていた限りでは6人ぐらいの手は必要でした。
見ず知らずの人が力を合わせる。
<国宝、不動堂>本尊は霊宝館。脇士の八大童子(運慶作)も同様。脇侍の制多伽童子、コンガラ童子は凛々しくてカッコいい。
本来は阿弥陀堂だったそう。阿弥陀三尊は大会堂へ移動。住宅風の仏堂として有名。後はこれが主流スタイルに。
皆お気に入りのお堂を探して広い境内をせっせと歩きます。
<孔雀堂>
孔雀明王が安置されています(現在本尊は霊宝館)快慶作で後鳥羽法皇の依頼によるものだそう。
とても精緻で、彩色保存のよいお像。像は端然としながらも緊迫感が漂っていて惹きつけられます。孔雀は悪いものを祓う、食べてくれるという説がありますが、悪食という説もあり、宗派により評価がわかれます。
<六角経堂>
鳥羽上皇妃、美福門院が菩提を弔うため写経した一切経を納める堂。
くるくると外側は回るようになっている(何の意味があるのかよくわからない)
回ると願いがかなうと、回していた人が言っていたが、特にそのようなことは看板にも、ガイドにも案内がない。
皆で同じ方向に力を合わせることができることが素晴らしいということなのでしょうか。
ちなみに3人ぐらいでもがんばれば回るそうですが、見ていた限りでは6人ぐらいの手は必要でした。
見ず知らずの人が力を合わせる。
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