鑑真和上坐像・御影堂特別開扉 唐招提寺

Category: 奈良   Tags: 唐招提寺  鑑真  

「若葉して 御目の雫 ぬぐはばや」芭蕉

5回の難波、失明の苦難を乗り越え、渡航六回目にしてようやく渡日を果たした鑑真和上。

その鑑真和上をしのぶ法要が営まれる「開山忌」、

命日の6月6日には残念ながら行くことが出来なかったのですが、普段は閉じている御影堂の特別開扉は翌日の7日まで行われるため見に行ってきました。

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混雑を予想して拝観開始後すぐに出かけましたが、それでも駐車場は隅の方になってしまった。

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「おおてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものこそおもえ」会津八一

とうたわれた<金堂>

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天平時代から変わらないと思うといつもながら感慨深いけど、やはり今日の見所は御影堂です。

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参道をどんどん歩いて普段は閉じられている区画へ向かいます。

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御影堂は興福寺一乗院の宸殿を移築した建物。普段は土塀に囲まれているのですが命日をはさんで3日間だけは一般の人も入ることが出来ます。

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この「鑑真和上像」は渡日して10年、亡くなる2か月ほど前に、弟子忍基が彫り上げたもの。

穏やかでいながらも、意志の強さ、強靭さ、高い精神性を感じさせる像です。

この像がお弟子さんが彫り上げた像で、我が国最初の肖像彫刻。すごいですよね。

この像の周囲を東山魁夷画伯が描いた「濤声(とうせい)」(波しぶきを上げる荒海の間)が囲みます。

お像の背後には故郷の揚州の柳が風に煽られるさまを描いた「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」が広がります。

また逗子には「瑞光(ずいこう)」が描かれています。

「揚州薫風」の絵は特に大好きな絵なので、しっかり見たかったのですが、お焼香の列は大勢の人が並んでおり、どんどん流れないといけないため、ちょっと残念でした(正倉院展のようだった)

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最終日でこのありさまですから、昨日、一昨日はもっとすごかったのだろうな。。。

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でも別の間にある「黄山暁雲」「桂林月宵」はゆっくり鑑賞できました

鑑真がご縁となってか、奈良市は鑑真の故郷「揚州市」と姉妹都市になっています。

奈良の唐招提寺から「鑑真和上座像」は揚州の大明寺に「里帰り」しています。

この彫刻を拝観する為に何十万もの人が訪れ、これを機に閑散としていた「大明寺」(鑑真和上が大師として居たお寺)に多くの僧が入ったそう。

時代を越えても、お像になっても鑑真和上の力、情熱は人を感動させるらしい。

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<講堂>平城京の東朝集殿だった建物。現存する唯一の平城京の宮殿建築

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新田部親王時代のもの。正倉院の校倉より古いとされます。
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 2012_06_08


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Author:せれまま
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