大神神社 写典をしてみる2

Category: 奈良   Tags: 大神神社  写典  

「大祓詞」(おおはらえのことば)は神社本庁に属している神社なら標準で用いられている祝詞の1つ。

神祇官であった中臣氏が用いていた祓詞のため、略して中臣祓・中臣祭文(なかとみさいもん)とも言うそう。

罪や穢れをお祓いしてくれるありがたいお言葉です。

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大神神社の写典は「小祓」、「中祓」、「大祓」とあるのですが、書写の用紙は大祓詞用(字数 約800字)用。

「小祓」「中祓」を書いていっぱい余白を残すか、同じ言葉を何回も繰り返すか、う~ん

迷いがきっと顔に滲み出ていたのだろう、

神官の方は心中を慮ってか「ほとんどの方は大祓詞を選ばれます」とおっしゃった。

というわけで「大祓詞」を選ぶことに。

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「大祓詞」

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↑「小祓詞」は祓詞と鎮魂詞を書きます。二折ほどで終わります

書写の用紙を渡された封筒から引っ張り出してみる

。。。長いまるで「絵巻」か「経典」で使う題材のようだ。

だって800字分あるのだから。

こんな長い文章を毛筆で書いたことが今まであっただろうか・・・いや、絶対ない。

書けるのだろうか?先日1時間ぐらいかけて書いた般若心経は確か280文字だ。

その2.5倍、となると約3時間!?

どうりで大丈夫?と聞かれるはずだ。

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墨をすり、三行ほど書いてみた。

「祓詞」には送り字という文字があり、それは小さく書く決まりとなっている。

大体一行17字だが、19字だったり、20字だったりする。

「爾」という言葉がやたらあり、これを小さく書くと確実に字がつぶれる。う~む、う~む

おまけに墨が乾くのがやたら早い、きっと汚さないようにという配慮だろうけど、何節か書くごとに墨を摺りなおさなければならない。

「墨汁」があれば楽なのに、なんてついつい考えてしまう。

1時間たっても3分の一も用紙が埋まっていなかったときは、持ち帰るべきか真剣に考えた。

とはいえインドの言葉を無理やり漢字変換したお経より、古い大和言葉とはいえ日本語、肌に馴染む感じ。

どことなく古事記で読んだような言葉や言い回しがあちこちに散りばめられ、次の文字の予想がつきやすく、一気に書ける箇所も多く、次第に気持ち良く筆が運ぶように。

リズムを掴むとペースUP

しかし筆には泣かされた。

「弘法筆を選ばず」と言うが、凡人たる私はそうは行かず、非常に書きにくかった。

筆先を揃え整える時間と、墨をする時間が、書写の大半の時間を占めたような気がする。

もし、今度こういう機会があったら絶対に自分の筆を持参しよう。

===

2時前から始め、4時過ぎに何とか終了。

書きあがった「写典」を持ち「笹ゆりの間」へ。

写経と違い、個人的お願い事を書く欄はないが、この文章自体お祓い、祝詞だから自身が清められると思ってよいのだろう。

書きあがった写典をお渡しすると、お祓いしてもらった後、代わりに御幣を渡され、それを拝殿へ奉納。

御幣(ごへい)とは、神道の祭祀で用いられる幣帛の一種で、2本の紙垂を木の幣串に挟んだもの。

幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。

取り扱いがわからないので、神官の方に聞くと、好きなところを選んで幣串を立て、二礼二拍手一礼で良いのだとか。

尚、お祓いは三輪山に横を向く形で行われ、奉納は正面。

ご神体の大きな三輪山の正中を避けるためには、横を向かないと無理なのだろうか。

三輪鳥居が見えないかな~と思ってたけど、ほとんど視線を下げたままの姿勢のため、よくわからなかった。

奉納が終り、神主さんから「よくお参りでした」と声をかけてもらい終了。

終了後も土砂降りの雨は止まらず(近頃水の神様ばかりお参りしているからだろうか、休日はいつも雨だ)

ちなみに大神神社に祀られている三輪明神(大物主神)は「和魂」の方で、水神でもあるそうだ。

きっと大雨に見舞われるのは良いことなのだろう。

先日満開の桜を見た「大美和の杜」方面に歩いてみた。

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展望台付近は、全開とはいかないものの5分咲きぐらいだったが、雨を傘で防ぎきれずカメラが水を浴びたように。

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自身が清められるのは嬉しいが、カメラが水浸しは困る。早々に引き揚げた。
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テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_04_13


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Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
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