天香久山 橿原市

Category: 奈良   Tags: 天香久山  

藤原京跡のすぐ東に位置する「天の香久山」

大和三山(香久山、耳成山、畝傍山)の1つで、香久山だけが「天」の字がつく。

天より降ってきた山とされ、古来より聖なる山とされています。

香山・高山・天芳山・天芳来山・天香来山・天加具山・天降山、近世には、指山・天指山・かご山とも呼ばれました。

大和三山は標高が低いにもかかわらず、他の二山(大昔火山だったとされます)は円錐形をしているのですが、香久山だけはなだらかな丘陵風。

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ようやく長かった冬もおわり、陽春という言葉がぴったりのお天気。

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ここはひとつ国見気分を味わってみようかなという気分に。

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登山口は幾つかあるようですが、214号線沿い「奈良文化財研究所」から少し南に当たる、香久山の前に位置する休憩所(兼公衆トイレ)の駐車場からスタート。

山道入口には欽明天皇の碑と柿本人麻呂の碑が建てられています。

大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ
天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は
煙立ち立つ 海原は 鴎(かまめ)立ち立つ
うまし国ぞ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は
舒明天皇 万葉集 巻 1-2

大和には群がる山々があるけれども、中でも精霊のとりわけ神々しくよりつく天の香久山、
この山の頂きに出て立って国見をすると、国原にはけむりが盛んに立ちのぼっている。
海原にはかもめが盛んに飛び立っている。ああよい国だ。蜻蛉島(あきづしま)大和の国は。

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裏手にひっそりと立っているのも万葉歌碑。

こちらは、柿本人麻呂のお歌

「ひさかたの 天の香具山 この夕(ゆふへ) 霞(かすみ)たなびく 春立つらしも」万葉集 巻10-1812

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菜の花畑を通りすぎると、じょじょに上がり坂になり舗装道路が終ります。

看板のところから木の葉に埋められた山道を踏みしめながら、上ること5~10分ぐらい?

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天岩戸神社、天香山神社、の道しるべが出ています。

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まずは山頂の「国常立神社」を目指します。

看板を見て山頂に向かってあるくこと5分

少し視界が開けた広場に出ます。

小さいベンチが置いてあり、正面に畝傍山と橿原市の街並み、遠く葛城の山並みが見渡せます。

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広場の奥に鎮座する「国常立神社」

ご祭神

国之常立神

国土形成の根源神であり国土の守護神。神代七代の神様です

境内式内社は高龗神、境外末社には伊弉諾神社、伊弉冊神社が祀られています。

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今にも傾きそうな拝殿だが、もともとこういう造りなのだろうか?

祠の前のブルーシートで覆われた部分には甕が埋まっているらしい。

干天時、この水を替えると雨が降るという伝承があるそうだ。

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この神社から500mぐらい歩いたところに天香山神社があります。

今回はそちらには寄っていませんが、境内には占いに使われたという「波波迦の木」なるものがあるらしい。

小説などで読んだことがあるけど、全然想像できなかったので、一度見てみたいと思ってるのですが。

機会があればもう少しゆっくりチャレンジしてみようかな。

また「月の誕生石」なるものもあるそう。どんなものかわからないけれど、名前の響きが綺麗ですよね。
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テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_04_03


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Author:せれまま
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