白毫寺 奈良市

Category: 奈良   Tags: 白豪寺  

白毫寺は奈良市白毫寺町、高円山の山麓に位置する真言律宗のお寺です。

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高台にあり、境内から奈良盆地、生駒山までを一望できるロケーションにあります。

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春は椿、秋は萩、と参道、境内に咲き乱れることから「関西花の寺 25番札所」にも指定されています。

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<↑写真と↓の写真は以前参拝したときのもの、4月10日過ぎぐらい>

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開基は715年、天智天皇第7皇子である志貴皇子の山荘跡を、勅願により寺にしたのが始まりです。

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志貴皇子といえば万葉集に6首採用されており、

「石(いは)ばしる垂水(たるみ)の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(1418)」

があまりにも有名。

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初春=梅の組み合わせが多い中、非常に斬新。垂水の力強さと早蕨の繊細さ、情景の清々しさを感じさせられます。

自身は温和で控えめな人柄だったらしく、政治面では華々しい活躍がない代わり、疎まれたり粛清されることもなく過ごしました。人に慕われる人柄らしく、笠金村が作った挽歌では

立ち向ふ 高圓山に 春野焼く 野火と見るまで
燃ゆる火を いかにと問へば 玉ほこの 道来る人の
泣く涙 霈霖(ひさめ)に降れば 白布の 衣ひづちて
立ち留まり 吾に語らく 何しかも もとな言へる

と道行く人さえ野辺送りの火を見て涙を流し悲しんだと歌われており、この反歌の歌碑が境内に残されています。

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「高圓の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人なしに(231)」

晩年(40歳過ぎ?)にもうけた皇子、白壁王が「光仁天皇」として即位。
光仁天皇即位後、皇親として、「春日宮御宇天皇」を追贈されました。
尚、平安京に遷都した「桓武天皇」は孫にあたります。
控えめで極力政治に介入しない姿勢を貫いた志貴皇子の血脈はひきつがれ、現代まで光仁天皇の家系が続くこととなります。

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境内には奈良三名椿として名高い「五色椿」(樹齢400年)があり、開花シーズンは多くの人が訪れます。

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<椿の写真、2枚は前回お参りしたときのもの、現在(3月下旬)は五色椿は数輪ぐらいしか咲いていません>

こちらのお寺は駐車場がなく、進入路も狭いため、近在の駐車場から歩くことになります。

今回高畑の駐車場に預けると、相当遠くて30分程度(2キロぐらい)かかりました。

探せばどこか良い場所があるかも。あらかじめ車の置き場所はチェックの上お参りください。

そうそう、宝蔵には迫力のある「閻魔王坐像」、その両脇には「司命半跏像」「司録半跏像」(全て重文)があり、「えんまもうで」が1月と7月にあります。

参拝するのに怯む時期ですが、1月は絵馬、7月は団扇がもらえるそうなので興味のある方はぜひ。
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テーマ : 京都・奈良    ジャンル : 旅行
 2012_03_26


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Author:せれまま
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