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法華寺 奈良市

Category: 奈良   Tags: 法華寺  

東大寺二月堂の修二会(お水取り)も、そろそろクライマックスが近づいてきましたね。

「お水取りが終わると奈良には春が来る」と言われており、多くの人がそれを心待ちにしています。

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<修二会でお供え用として練行衆によって紙で作られる椿の名花「糊こぼし」を模した生菓子>

さて東大寺が全国に建てられた国分寺を統括する「総国分寺」なのに対し、尼寺を統括する総国総分尼寺が「法華寺」です。

聖武天皇のお后、光明皇后発願の寺院で「法華滅罪之寺」と呼ばれ、門跡寺院にふさわしい壮大な伽藍を誇ったようです。

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何度も大火や地震で堂宇の多くを失い、現在の伽藍は「豊臣秀頼」の母「淀君」の発願で復興したもの。

今は「尼寺」にふさわしい静謐で、典雅な佇まいとなっております。

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正門である「南門」は閉じられているため通用門にあたる「東門」(赤門と呼ばれる)から入ります。

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まず目につくのは「腰付鐘楼」奈良にある寺院には珍しく彩色です。

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<護摩堂>

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<本堂>

ここには光明皇后のお姿を写したといわれる本尊、十一面観音菩薩があります。腰をひねりながらも、前足をちょっと踏み出そうとした動きのある仏様です。蓮の蕾や葉巻を放射状にあしらった光背はとても優美ですが、お顔はしっかりした意志の強さを感じます。

女性っぽい肉付で、唇には朱が残っており、そのさまを会津八一は「ふじはらのおほききさきをうつしみにあひみるごとくあかきくちびる」と詠み、境内にはその歌碑が残っています。

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本尊は逗子の中に納められていて、普段はそれを模したお像を拝することになりますが、レブリカも木目が美しい像です。

数年ほど前、光明皇后の1250年大遠忌法要があり、そのお手伝いに来ていた尼僧さん4人と、偶然相席になったことがあります。

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尼僧さんと言っても、お寺によって戒律はさまざま。

食事していた「天極堂」は葛料理の専門店なのですが、ある人は獣肉はすべてだめ、ある人は鳥や魚ならOKとバラバラなため、皆でランチセットとはいかず、メニューを見てもなかなかオーダーに至らない。

尼僧と言っても若い方からお年を召した方もいるし、数人でお寺を切り回してるとこもあれば、本山で沢山の人に采配する立場にある人まで立場もさまざま、近畿圏の人もいれば関東の人もいるという具合です。

あーでもない、こうでもない、とそれは賑やかなご様子で。

時々相席の私に話を振ることも忘れず、思いがけず楽しい席となりました。

その大法要の期間中逗子は開いており、本尊が拝めるうえ、普段はない珍しい行事が沢山あるからぜひおいでなさい、と勧められたものの、他に用事があったため、その日は結局行かずじまいだったのです。

今思えば惜しいことをしたものです。

さて、こちらは日本最古の華道流派で、法華寺小池御流と呼ばれます。

法華寺門跡が代々の家元を継承されるそうです。

家元にふさわしく四季の花が咲く名勝 法華寺庭園(江戸時代)があります。

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仏前にお花は欠かすことが出来ないためか、花の少ないこの時期でも椿、蝋梅、水仙などが周囲を彩ります。

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カラ風呂は、悲田院、施薬院などの福祉施設を創設された「光明皇后」が、千人の施浴のご誓願を立てられ建設されたものです。

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創建当時のものでなく、江戸時代中期の再建とされております。

そういえば、春には風呂をテーマにした「テルマエ・ロマエ」が公開されますね。

ローマ時代(設定では5賢帝の一人であるハドリアヌス帝の時代)のお風呂の設計家「ルキウス」がある日、日本のお風呂にタイムトリップしてしまうという話です。

古代ローマ風呂とその様子がどのように再現されたのか、ちょっと興味をそそられる映画です。
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テーマ : 神社仏閣    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2012_03_11


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せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

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