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九品寺 御所市

Category: 奈良   Tags: 九品寺  

聖武天皇の詔り(みことのり)によって奈良時代の僧、行基が開基したとされるお寺です。

春の桜、秋の彼岸花、紅葉と年中、景色の美しい古刹です。

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庭に近鉄奈良駅前の噴水広場におられる行基菩薩と同じ姿形(に見える)の立像があります。

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御本尊は平安時代後期に造られた、 木造阿弥陀如来坐像 ですが、厨子は閉じられており普段は拝見することはできません。

また、この寺は境内や本堂の裏山に数多くの石仏があることで有名です。

千体石仏とよばれる石仏群は、南北朝時代にこの地を支配していた豪族、楢原氏が南朝方について北朝側と戦ったとき、地元の人たちが味方の身代わりとして奉納したものとされています。

百年ほど前、裏山の地中で見つかったそうで、どうして埋まっていたかは不明だそう。

その数は1600体とも1700体といわれていますが、現在も出土しておりその数は定かではありません。

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見ているとあまりに沢山の仏さんにくらくらします。

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参道の傍らには「十徳園」と呼ばれる平安時代の池泉回遊式の庭園があります。



 

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入口から左側の庭園。

桜、椿、ツツジ、楓、紅葉など多くの草木が植えられていますが、残念ながら今時分に咲く花は少なく、人影もありません。

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冬枯れた庭の片隅には、水面を見つめる小さい翡翠がいました。瑠璃色に光る光沢が美しい。


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持っていたカメラでは遠すぎるのと、夕暮れが迫っていたため、ぶれぶれにしか撮れませんでした

右側の庭園は、中央に聳えるしだれ桜を中心にして、西国三十三カ所の霊場の観音石像が置かれています。

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高台にある境内から眼下を見下ろすと、青垣に囲まれた大和盆地が大きく広がります。

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この辺りで育ったとされる磐之媛(葛城襲津彦の娘。仁徳天皇の皇后)は、夫の果てない女癖に悩まされて宮を離れ山城国へ移動中、乃楽山(ならやま:京都と奈良の境界あたり)を越えるとき故郷を想う歌を残してます。

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「つぎねふ 山城河を 宮上り 我が上れば あおによし 奈良を過ぎ 小楯 大和を過ぎ 我が見が欲し国は 葛城高宮吾家(わぎえ)のあたり」(古事記、日本書紀)

有力な豪族、葛城氏出身の磐之媛は、夫の仁徳天皇(大雀命)がどんどん女性を迎え入れ、更にあちこち女性を渡り歩くのが許せず、頻繁に喧嘩したり、地団太踏んで悔しがったりと、挙句家出してしまう、という記紀に登場する女性にしては、いささか型破りな女性です。

聖帝の御世とされる仁徳天皇の治世ですが、偉業よりも、奥さんの嫉妬ぶりの様子の方がよく筆が進んだようで、若干滑り気味かも、と思えるほど記述が多くあります。

嫉妬深く荒々しいとされた磐之媛ですが、それは仁徳天皇をとても愛していたからで、磐之媛のものとされる歌はどれも感情がほとばしるような歌です。中でも有名な歌。

「君が行き日長くなりぬ 山尋ね迎えか行かむ 待ちにか待たむ」(万葉集85)

あなたがお出かけになってから随分日数が流れました。山を越えて迎えにゆきましょうか。ここでひたすらお待ちしていましょうか。

行動派のお后様らしい歌ぶりです。
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テーマ : 神社仏閣    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2012_03_04


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Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

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