丹生川上神社(下社) 吉野郡下市町

Category: 奈良   Tags: 丹生川上神社  

天武天皇の時代「人の声の聞こえない奥深い山に神の宿る柱を立て、祀れば、雨をよく司る」と信託を受け、創立された神社。

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<拝殿>

二十二社の一つで、祈雨、止雨の霊験があらたかとされ、祈雨の時は黒馬を、祈晴には白馬を献ずることが慣わしになっていました。



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<拝殿内部>

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向かって左側が黒馬、右側が白馬です。

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室町時代ぐらいまではそれらの記録が残っているのですが、応仁の乱以後は衰微して、式内社・丹生川上神社の所在は長らく不明となっていたようです。

この社は丹生川の流れの傍らにあり、丹生山に位置し、丹生社と呼ばれ広く尊崇されてきたところです。

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<丹生川>

明治時代まではここが「丹生川上神社」であろう、と推定されていたのですが、後からどんどん学説が出てきて、現在は丹生川上神社は三社(上社、中社、下社)に分かれ、ここは「下社」と名乗っています。

ここの拝殿から見上げる本殿は、なんと75段の階があります。


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御祭神 闇靇神(くらおかみのかみ)

貴船神社(京都市)の御祭神の高靇神、と対になる水の神様です。または同一神とも言われます。

どちらも雨に龍と書き、龗(おかみ)と言います。龍の古語で、龍は水や雨を司る神として信仰されてきました。

年に1度、6月1日に例祭があり、その日はこの75段の階段を上って、本殿へお参りすることが出来るそう。

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宮司さん曰く、中には少しがたついているのや、壊れかけているのもあるため注意は必要、とのことでした。

傾斜はかなり急なため上がるときはともかく、降りるときは踏面が見えにくく怖さを感じる人が多いそう。

例祭の日はお祓いをしたのちに、沢山の人が上がり降りするそうですが、今のところ「危険」とか「建物保護」のため中止することはないようです。

この神社は大祓いという穢れを落とす行事も年に2回あります。

人形に穢れをうつし、それを丹生川に流し浄化するのだそう。こちらは神事のある6月と12月に受け付けしてます。

うまくゆかないことが度重なるときは「気分一新」でお祓いするのも良いかもしれません。

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さて御利益が授かるというたくさん縁起物が境内にあります。

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ひとつだけ願いを叶えてくれる欅(ケヤキ)の巨木。

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御神水、「名水、いのちの水、丹生の御食(みい)の井」万病に効くとのこと。

ちょうど歯の治療中だったため、治らないかな~と思って飲んでみました。

柔らかい口当たりのよいお水でした。コップは2つしかないため、気になる人はマイカップ持参が良いかも。

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この石は川底から出てきたものだとか。

神皇産霊尊(かみむすびのみこと)と高皇産霊尊(かみむすびのみこと)のことを言い、むすびの神。
ずばり、子宝の神様だそう。

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これも陰陽石か?と思ったら、「蛙石」と「牛石」だそう。

そういわれればそうかな?という気もしますが、言われなければわからないかも(想像力が貧困なのか)

二十二社の1つとはいえ、奈良の多くの神社はどこかのんびりしています。

お参りした時間が遅かったためか、丹生のお酒でできた飴玉を一袋もらい「足元気を付けて帰りや~」と送ってくれました。

いつか例祭のときお参りしてみたいです。


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テーマ : 神社仏閣    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2012_02_27


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Author:せれまま
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