スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


葛城 石光寺

Category: 奈良   Tags: 寒ぼたん  

天智天皇(在位668年 -672年)の時代、光を放つ土があったので、掘ってみたところ弥勒三尊の石像が出てきたところから名づけられた「石光寺」

開基は「役行者」と伝えられていますが、本尊は「阿弥陀如来」で現在は浄土宗のお寺です。

山号は「慈雲山普照律院石光寺」


sekouzi1224.jpg

右大臣藤原豊成の娘、中将姫がこの寺の井戸で蓮糸を清め、桜の木に蓮糸をかけて乾かしたところ、糸は五色に染め上がり、その糸を用いて曼荼羅を織ったという伝説があることから「染寺」とも呼ばれます。

sekouzi12254.jpg

<中将姫が糸をかけたと言われる糸掛桜>現在のは二代目、初代は役行者のお手植だそう

「関西花の寺霊場 第二十番札所」であり、この時期は寒ぼたんで有名です。

sekouzi12249.jpg


sekouzi1225.jpg




にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ
にほんブログ村

 
sekouzi12242.jpg
「寒ぼたん」というのは品種改良によって、寒い時期でも花を咲かせるようになったぼたんのこと。

本来は晩春から初夏にかけて咲く牡丹を、温室で咲かせるのでなく、屋外で稲藁の覆いだけかけて、晩秋から冬にかけて咲かせるのです。

ぼたんは本来落葉樹ですから、寒ぼたんの花は春咲きのものほど、青々した茎も葉もなく、赤茶けた葉と少し頼りなげな茎となります。

sekouzi12244.jpg


紅葉も落葉してしまい、多くの草花がじっと力を蓄えている時期に、筵で開く鮮やかな花は「ハッ」と一目をひくものがあります。

sekouzi1225-1.jpg

この牡丹を見に、多くの人が当麻の里に来て、言葉を残していっています。

「ふたかみの雪のみ寺の寒牡丹ひとと倚り見む雪の底より」     堀内民一

sekouzi12243.jpg

<借景の二上山>

この冬一番の寒波と言われ、上空には雪雲が空の半ばを覆う状況だったのですが、雪をかぶった藁苞は見れませんでした。

「牡丹のつぼみいろ(色)たち来たる染井寺にはもそともゝたゞみどりなる」  釈迢空

釈迢空(しゃくちょうくう)、折口信夫のことだそうです。
中将姫を主人公にした「死者の書」を書くために訪れたのでしょうか?それともここでインスピレーションを得て書き始めたのでしょうか?

「初春や当麻の寺へ文かけば奈良の都に住むここちする」      与謝野晶子

sekouzi12245.jpg

晶子が住職さんと交わした手紙の中に「今年は体の具合が悪くて牡丹が見に行けない」という文書の後ろに添えられていた歌だそう。

お寺で見かけた住職さん?はお庭を手入れされながら、にこにこと庭の案内をしたり、来歴をお話されてました。

晶子の碑の後ろにある歌碑が、鉄幹に寄るものです。

sekouzi12246.jpg

 
「 時雨ふる日は 思ひいづ 当麻の里の染寺に

   ひともと枯れし 柳の木 京の禁裏の広前に 

   ぬれて踏みける 銀杏の葉 」  作詞:与謝野鉄幹 (国民歌謡・本居長世 作曲)

五線譜が歌碑の後ろについており、歌まで作られたようですね。

牡丹の他にも境内は水仙や山茶花など多くの、花で彩られていました。

sekouzi12250.jpg


sekouzi12247.jpg


sekouzi12256.jpg

石光寺

葛城市當麻(旧 北葛城郡當麻町當麻)
電話 0745-48-3211
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : 歴史大好き!    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2011_12_25


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


05  « 2017_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

カウンタ

今、何時?

参加してます

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ

御取り寄せ

検索フォーム

QRコード

QR




.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。