お散歩で出会う人などに時々聞かれます。

犬も高齢化すれば、悪性腫瘍も人と同じようにできやすくなります。

今は感染症や寄生虫症に罹患しても亡くなる犬は少なくなっていますが、

悪性腫瘍で亡くなるケースは代わりに増えていると聞きます。

高齢化したペットと一緒に暮らす人には他人事の話題ではありません。

「抗がん剤は効かない!」

と言った本が良く売れていますよね?

「副作用が強い!」

というのもよく聞きます。

使うことでより苦しめるんじゃないのか?と私も何度も自問自答しました。

腫瘍の中には効きにくい種類や進行が極めて速いケースもあります。

動物での抗がん剤治療は比較的にまだ歴史は浅いのですが、

人が使う薬はもちろん臨床試験で人に使われるよりも先に動物で治験

しているので、逆に考えれば

1「人で有効性が示されている」のならまず効果は高いだろうと予測はつきます。 

また

2「使用する抗がん剤の副作用はQOLを悪化させる可能性が割合低い」

という結果が出ています(人の場合ですが)

3「急性期に手をこまねいていれば、まず長期生存は見込めません」

大体上記の3点が抗がん剤治療を選択するときの要件になっているようです。

人と違って明確な根拠は動物の場合ほとんどありません。

人はどの薬をどのぐらいの分量で何回投与した場合、このぐらいの効果が見込める

というのが化学療法前、最初に説明されます(標準療法というものですね)

でも動物は無い分、飼い主さんの都合や医師の裁量で決めることになります。

「苦しくなれば途中で止めても構わない」

と説明されて、うまく効いて生活の質(QOL)が上がるなら試してみても良い

と判断しました。

今のところ、割合うまくいっているようです。

血液検査の数値は劇的に改善し、失神発作は無くなりました。

だるそうですが、化学療法は新しく分裂、増殖するすべての細胞に働きかける

ので、辛そうだからと言ってすぐ減らしては効果が減じます。

でも腎機能は徐々に低下しています。肝臓と腎臓は化学療法をするうえで要の

臓器であり、特に腎機能低下は可逆性が少なく致命的です。

良い材料と悪い材料がそれぞれあり判断がむつかしい。

何とか持ちこたえてくれると良いのですが。

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<春の室生寺とシャクナゲ>

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テーマ : わんことの生活    ジャンル : ペット
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せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

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