セレナのひらひらした耳に先日爪先程の小さい傷が出来ました。

2日ほどほっていたのですが、なかなか塞がりません。

病院に連れてゆくと

「こりゃ大変だ、あたりが壊死してるよ」

ということになり、周辺の壊死した組織周辺を剥離して切除したのです。

抗がん剤とステロイドを服用中ですから、免疫や再生機能がかなり下回っているため、傷は治りにくく感染しやすいのです。

先生が上手く処置してくれたおかげで真皮は残ってますが、耳には3センチ四方ぐらいの穴が空きました。

この傷を湿潤療法で治すことになりました。

昔は傷など消毒した人が多いと思いますが、今は疵口を湿潤状態(乾燥させない、モイスト)で治すのが主流です。

疵口は清潔に保ち(流水などで毎日洗う)、乾かし過ぎず、かつ残渣が出ない素材(ドレッシング材)で覆います。

瘡蓋など壊死組織は綺麗に治す妨げになるので除去してしまいます(デブリートマンと言います)

消毒しませんから「浸みる」というのは少ないのですが、壊死組織の除去は多少苦痛を伴います。

(痛くない、と言われたけど痛い、少なくとも自分の時はそうでした)

しばらくこの処置のため毎日通院しました。

傷口を丁寧に生理食塩水で洗って、メロリンというドレッシング材で覆いテープで固定します。

動物病院は保険外診療ですから、人より恵まれているなぁ。

ちょっと複雑。。。

人は創傷処置はデブリートマン以外家で自分でやるのが基本です。

創の処置費用というのが手間に対して保険点数がすごく安いからです。

処置時間は15分~30分ぐらいかかりますが、尿検査ぐらい値段です。

セレナの創が安定してきたので今週から家で処置しています。

ようやく昨日ぐらいから創が縮小してきました。

創傷管理は目に見えて成果が出るのが良いところです。

ただ処置用の素材セットを入れた袋をガサガサ引っ張り出して、準備しているとセレナは必ずケージの奥で足を突っ張って出てきません。

無理やりケージから抱え上げて出していたら、腰に負担が。

人間用湿布も動物病院で出してくれないかな~

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<県道沿いの蓮>

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<綺麗ですが蓮池は水が張っているので近寄れません>

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テーマ : ある日の風景や景色    ジャンル : 写真
 2016_08_04



お散歩で出会う人などに時々聞かれます。

犬も高齢化すれば、悪性腫瘍も人と同じようにできやすくなります。

今は感染症や寄生虫症に罹患しても亡くなる犬は少なくなっていますが、

悪性腫瘍で亡くなるケースは代わりに増えていると聞きます。

高齢化したペットと一緒に暮らす人には他人事の話題ではありません。

「抗がん剤は効かない!」

と言った本が良く売れていますよね?

「副作用が強い!」

というのもよく聞きます。

使うことでより苦しめるんじゃないのか?と私も何度も自問自答しました。

腫瘍の中には効きにくい種類や進行が極めて速いケースもあります。

動物での抗がん剤治療は比較的にまだ歴史は浅いのですが、

人が使う薬はもちろん臨床試験で人に使われるよりも先に動物で治験

しているので、逆に考えれば

1「人で有効性が示されている」のならまず効果は高いだろうと予測はつきます。 

また

2「使用する抗がん剤の副作用はQOLを悪化させる可能性が割合低い」

という結果が出ています(人の場合ですが)

3「急性期に手をこまねいていれば、まず長期生存は見込めません」

大体上記の3点が抗がん剤治療を選択するときの要件になっているようです。

人と違って明確な根拠は動物の場合ほとんどありません。

人はどの薬をどのぐらいの分量で何回投与した場合、このぐらいの効果が見込める

というのが化学療法前、最初に説明されます(標準療法というものですね)

でも動物は無い分、飼い主さんの都合や医師の裁量で決めることになります。

「苦しくなれば途中で止めても構わない」

と説明されて、うまく効いて生活の質(QOL)が上がるなら試してみても良い

と判断しました。

今のところ、割合うまくいっているようです。

血液検査の数値は劇的に改善し、失神発作は無くなりました。

だるそうですが、化学療法は新しく分裂、増殖するすべての細胞に働きかける

ので、辛そうだからと言ってすぐ減らしては効果が減じます。

でも腎機能は徐々に低下しています。肝臓と腎臓は化学療法をするうえで要の

臓器であり、特に腎機能低下は可逆性が少なく致命的です。

良い材料と悪い材料がそれぞれあり判断がむつかしい。

何とか持ちこたえてくれると良いのですが。

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<春の室生寺とシャクナゲ>

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テーマ : わんことの生活    ジャンル : ペット
 2016_04_26



シニア世代の犬と暮らせば、人と同じように身体の不具合がつきものです。

お年寄り犬はどこかしら不調がある、というぐらいが周囲を見渡しても自然なようです。

不調のとき、どこまで人が介入するかという線引きはとても難しく思います。

自然に任せると言う人もいるでしょうし、人事を尽くしたいと言う人もいるでしょう。

千夏もセレナも我が家の一員ですから、出来る限りのことはしたいと考えています。

でもただ長らえれば良い、というわけではありません。

やはり出来る限りQOL、ADLは保ちたいと思います。

ただ生きていてくれるだけではなく、楽しみながら生活を送ってほしいからです。

そのために出来ることって何だろう?と自問自答します。

セレナの化学療法を選択したとき、とても悩みました。

血液疾患の場合、化学療法は固型の癌より効果が期待できます。

セレナの場合未治療なら数か月程度ですが、治療に反応すれば年単位

で延命が可能で症状も納まり、ほぼ天寿を全うする可能性があります。

ただ化学療法にはリスクがつきものです。

この抗がん剤の排出は100%腎臓からになるため、腎機能があまりよくないセレナには

負担がかかります。また血中濃度も高くなりやすいでしょう。

副作用としてポピュラーなものに骨髄抑制、肝機能、循環機能低下があります。

化学療法は常にメリットとデメリットを比較しなくてはなりません。

使いだして1週間目、

セレナは身動きがかなりもたもたして、以前より疲れ気味のようです。

足取りもおぼつか無げで、一緒に歩いていても不安です。

本当にこれで良いのでしょうか?

抗がん剤は特別に犬固有のものというわけではなく、人と同じものが使われています。

セレナが使っている薬剤は人での実施結果はかなり良好です。

自分の場合ならば、すすめられればほぼ100%迷いなく使うでしょう。

それはある程度根拠とメリットが説明されるので、目の前の症状が多少苦しくても

頑張ってやり遂げようと思うからです。

でも犬はどうなのでしょう?

人が化学療法をしたときよく感じるような痺れとか、疲労とか、だるさ、眩暈、吐き気

など曖昧なものは訴えることができません。

血液検査で状態を推し量るのみです。

セレナが辛そうなのはBUNやクレアチニンの上昇から鑑みると、腎機能に負担がかかり

排出に時間がかかるからだろうと推測します。

もう少しペースを落とし気味でも良いかもしれません。

でも

様々は面で辛い思いをさせてまで長らえさせるのは人のエゴではないのだろうか?

近頃めっきり大人しく、弱弱しくなったセレナを見るにつけ考え込んでしまうのです。

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テーマ : わんことの生活    ジャンル : ペット
 2016_04_18



今まで何度か倒れ、そのたび慌てて病院に担ぎ込んできたせいか

案外存外丈夫でご長寿犬の仲間入りをしたセレナ。

2月末も何度か倒れてしまい、普段よりも回復に時間がかかったため

徹底的に人間ドッグ並に頭からしっぽの先まで検査したのですが

度々失神発作を起こす原因は今一つよくわかりませんでした。

一応僧房弁と三尖弁の弁膜症はあるものの、状態は中程度レベルで

度々失神するほどには悪くはないのです。

中枢神経系ならもう少し他も悪いところが出てきても良いはずだし。

腎機能も落ちてきているのですが、これまた尿毒症、腎不全で倒れる、

というほど悪くはありません。一応、尿は感染症の所見だったのでしばらく

抗生物質を服用してましたが、すぐキレイになったため治療は終わりました。

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先日気まぐれターニャが、食欲不振気味だったので念のため病院に行くとき

セレナも傍にいたのでたまたま一緒に連れていきました。

たーちゃんは、連れていったこちらが気恥ずかしくなるほど元気いっぱいで

全力でスタッフに愛想を振りまいており、検査室へもスキップ状態で行きました。

検査中セレナを散歩に出そう、と思い車を見ると、普段座席に座っているセレナが

いません。慌てて探すと床へ転がり落ちて失神しているようです。

声をかけても暫く動かず、視線が定まらないため、スタッフの手を借りて、病院へ。

またいつもの失神と思われたので、少し様子を見た後連れ帰ろうとしたのですが

動かした途端また失神してしまったので、結局入院させてもらいました。

セレナの場合は入院しても、安静以外とくに何もすることがありません。

何故失神を起こすのか診断がついていないので治療が出来ないんですね。

もし中枢神経や循環器不全で失神を起こしているのなら、漫然と点滴輸液

することは却って負担をかけ悪化を招くことがある、ということは説明されていました。

人間なら循環動態が不安定な患者さんは大抵ラインをとることが多いのですが

動物はなかなかカテーテルとかまで設置したり、モニタリングなんてしないですものね。

一応採血して基本的なデータをとりました。

その日夜間当直をしていた先生は、腫瘍内科が専門の先生でセレナのデータを見て

血液疾患の疑いがあるんじゃないか、というのです。

示されたページを読むと、セレナのデータ、症状は疾患の説明文そのままです。

今までなぜ誰も気付かなかったのだろう、と思うほどでした。

(かなり珍しい症例ではあるみたいです)

幾つか除外診断があるので、そのデータを待っているのですが、それが揃えば

ようやく治療へ踏み出すことが出来ます。少し楽になるといいなあ

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 2016_04_05



昨年冬から春の入院の際、しばらく車椅子を利用しておりました。

と言っても手動だと超遅いため、ほとんどナースのお世話になっていましたが。

一時期本当にこのまま車椅子生活に突入してしまったらどうしようか?

と心配でしたが、車椅子→歩行器→杖→を経て

数か月がかりで二足歩行になりました。

少し前から千夏の後ろ足が思うように動かなくなり前二足歩行になってます。

犬は四足歩行ですから、後ろ足分はパパさんがハーネスで介助しています。

パパ無では千夏はほとんど散歩に出ることが出来ません。

ご近所のコーギーが車椅子に乗っており、それを見たパパさんは「いいな~」

と言ってます。

かなり労力として差があるんでしょうね。

ただ自分の時のように、犬にはレンタル車椅子とか他と共用できるという

ことはほとんどありません。

昔は車椅子に乗った犬というととても希少だったように思いますが

つい先日は実家の傍でプードルが利用してるのも見ました。

また友人のラブも使ってました。

犬も高齢化社会突入なのか、車椅子利用も決して珍しいことではないようです。

それでも他の人とも共用可能な人間車椅子よりは、犬用の方が共用不可能、

オリジナルの分やはり高価なイメージがあります。

車椅子もペピイで販売してくれるぐらい手軽にならないかなあ?

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テーマ : わんことの生活    ジャンル : ペット
 2016_03_10




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プロフィール

せれまま

Author:せれまま
犬たちと暮らす会社員。
アクティブ、アウトドアな犬種たちと、大好きな奈良・京都の寺院。折り合いをつけながら一病息災を模索中

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